さどカラー

さどの絶景棚田で稲刈りとごちそうの1日


秋といえば、新米の季節!

実は佐渡島は、魚沼産や岩船産と並ぶ新潟県の「三大米どころ」の一つなんです。

今回は、私のお気に入りスポット「岩首昇竜棚田」で稲刈りイベントを実施したので、
その様子をご紹介します。

日本海を望む絶景「岩首昇竜棚田」

岩首昇竜棚田は、日本海を望む斜面に約460枚の田んぼが広がる棚田です。
江戸時代から約400年にわたって受け継がれてきたとされ、その美しい景観は絶景スポットとしても知られています。

一方で、棚田の維持には多くの手間がかかり、担い手不足などから耕作を続けることが難しくなっている田んぼもあります。

「少しでも多くの人に棚田の魅力を知ってほしい、楽しんでほしい」
そんな農家さんの想いから、今回の稲刈りイベントを企画しました。

当日は、島内外から約20名が参加。
20代や親子連れ、アメリカやフランス出身の方など、年齢もルーツもさまざまなメンバーが集まりました。

まずは「岩首昇竜棚田展望小屋」へ向かい、棚田を一望。
日本海を見渡せる景色を楽しみながら、佐渡の豊かな自然を満喫しました。

手刈りに挑戦!

景色を楽しんだ後は、いよいよ稲刈り体験です。

今回は鎌を使った手刈りに挑戦。
農家さんから刈り方のレクチャーを受けたら、さっそく作業スタートです。

稲を刈り、少しずつ前へ。腰をかがめながらの作業は、想像以上に体力を使います。

それでも、参加者からは「楽しい!」「まだまだできる!」といった声が聞こえてきました。

仕事や日常のあれこれに追われる毎日。
目の前の稲を刈ることだけに集中し、体を動かすことで、頭も心もすっきりしていきます。

ふと顔を上げれば、目の前には日本海の絶景。
心地よい風を感じながら、開放的な景色の中で汗を流せるのも、この場所で稲刈りを体験する楽しみのひとつです。

普段何気なく食べているお米が、どのように育ち、収穫されるのか。
参加者からは、農家さんの仕事や棚田を守ることの大変さを実感したという声も聞かれました。

フレンチシェフが手がけるごちそうランチ

ひと汗流した後は、お待ちかねのランチタイム!

料理を手がけてくださったのは、現在、岩首で地域おこし協力隊として活動する佐藤さん。フレンチのシェフとしての経験を生かし、岩首のお米や野菜をはじめ、佐渡産の食材をふんだんに使ったスペシャルランチを用意してくださいました。

体を動かした後に味わうごはんは、また格別。
田んぼの脇にござを敷き、みんなで佐渡の恵みを味わいました。

マイナスイオンたっぷり!「養老の滝」へ

お腹がいっぱいになった後は、佐渡屈指の名瀑「養老の滝」へ。

車を降りると、滝の流れる音とともに、ひんやりとした空気に包まれます。
豊かな緑の中を流れ落ちる滝は、高さ約30m。
近くまで足を運ぶと、その迫力に圧倒されます。

これほどの高さを誇る滝の近くまで、車でアクセスできるのも魅力のひとつ。
気軽に立ち寄って、佐渡の豊かな自然を体感できるスポットです。

季節ごとに表情を変える岩首昇竜棚田

岩首昇竜棚田の私が好きなところは、訪れるたびに違う景色に出会えること。

秋色が深まる棚田、雪が積もる棚田、水を張った春の棚田、青々とした稲が風に揺れる夏の棚田。

これから先、どんな景色に出会えるのか、私自身も楽しみです。

そして、お米のおいしい季節はまだまだ続きます。
絶景と新米を楽しむ秋の佐渡旅。皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ライター:

『さどタイムス』エディター
中村 水咲

兵庫県出身。新しい世界への好奇心から、これまでに約40カ国へ渡航。
ラトビアでのアリが添えられたシャーベットとの出会いや、
フランスでクロワッサンとサラダを一緒に食べて怒られるなど、
日常の先にある非日常な体験に心を動かされてきた。
ご縁をいただき辿り着いた佐渡島では、
豊かな自然や文化、食のなかに、 “究極の日本らしさ”を感じ、深く惹かれる。
そんな私から見た佐渡の魅力を、この島からお届けします。