今年も「両津七夕まつり・川開き」が開催されました!
「両津七夕まつり・川開き」とは、旧暦の七夕にあたる8月7日と8日に開催される、佐渡三大祭りのひとつです。
子どもたちの七夕祭りと、1898年(明治31年)に夷港(現・両津港)が外国貿易港に指定されたことを祝う記念行事を起源とし、100年以上にわたって受け継がれてきました。
両津の町が祭り一色に
当日は両津港の目の前の商店街(湊・夷中心街)が歩行者天国となり、
屋台が並ぶほか、多くの島民や観光客で賑わいます。
商店街にはぼんぼりも並び、いつもの町並みが一気にお祭りムードに。
歩いているだけでも、夏祭りならではのワクワク感を味わえます。
文弥人形や春駒の披露も
佐渡を代表する伝統芸能・佐渡おけさや鬼太鼓はもちろん、
文弥人形や春駒といった、さまざまな伝統芸能を楽しめるのも、このお祭りの魅力です。

文弥人形は、現在では全国でも4か所にしか残っていないとされる、貴重な伝統芸能です。
一般的な人形浄瑠璃では1体の人形を3人で操るのに対し、文弥人形は1人で1体を操ります。
関節を動かせる部分がほとんどないため、自然に動かすには遣い手の高い技術が必要なのだそう。
実際に見てみると、三味線の音色と人形の動きがぴったりと合う繊細な動きは、つい見入ってしまうほどでした。
島内の鬼太鼓が大集合!「鬼太鼓競演」
今回、私が一番驚いたのは「鬼太鼓競演」
なんと島内各地の鬼太鼓団体が一堂に集まり、それぞれの舞を披露します。
今年は16団体が参加し、会場には一斉に太鼓の音が響き渡りました。

太鼓の音や掛け声が響く会場は、「これぞお祭り!」という賑わい。
団体によって舞や衣装、太鼓のリズムにも個性があり、
商店街を歩きながら、さまざまな鬼太鼓を楽しむことができました。
フィナーレは両津港を彩る花火
祭りのフィナーレを飾るのは、もちろん花火!
夜になると、両津港を囲むようにたくさんの人が集まり、花火が上がるのを待ちます。
海辺には遮るものがないため、夜空に打ち上がった花火が海面にも鮮やかに映り、とてもきれいでした。

伝統芸能に触れ、町を歩き、最後は港で花火を眺める。
両津の町と港の魅力を一日でたっぷり楽しめる、佐渡らしい夏祭りです。
佐渡の夏祭りもいよいよラスト!
8月29日・30日に開催される「小木港祭り」で、今年の佐渡の夏祭りもラスト。
「日本で一番近くで見られる三尺玉」ともいわれる名物花火も楽しめます。
今年の夏の締めくくりに、ぜひ佐渡の夏祭りを楽しみに来てください!
佐渡三大祭りについて
- 鉱山祭
- 開催日:2026年7月25日(土)・26日(日)
- 開催場所:相川市街地周辺(相川浜公園・天領通り商店街)
- 公式サイト:https://www.s-nets.info/sado.kouzan/
- さどカラー:https://sadotimes.sadokisen.co.jp/sado-color/kouzanmatsuri2026/
- 両津七夕まつり・川開き
- 開催日:2026年8月7日(金)・8日(土)
- 開催場所:佐渡市両津夷・両津湊
- 公式サイト:https://.com/ryotsukawabiraki
- 小木港祭り
- 開催日:2026年8月29日(土)・30日(日)
- 開催場所:小木町市街地(木崎神社・琴平神社・みなと公園)
- 詳細URL:https://www.visitsado.com/event/3639/

ライター:
『さどタイムス』エディター
中村 水咲
兵庫県出身。新しい世界への好奇心から、これまでに約40カ国へ渡航。
ラトビアでのアリが添えられたシャーベットとの出会いや、
フランスでクロワッサンとサラダを一緒に食べて怒られるなど、
日常の先にある非日常な体験に心を動かされてきた。
ご縁をいただき辿り着いた佐渡島では、
豊かな自然や文化、食のなかに、 “究極の日本らしさ”を感じ、深く惹かれる。
そんな私から見た佐渡の魅力を、この島からお届けします。