佐渡で大物を夢見る、20時間超の挑戦!
「佐渡ビッグゲーム2026 FishRankerカップ」が10月10日(土)〜11日(日)にかけて開催されました。
今年で6年目を迎えた本大会。
佐渡島全体を舞台に、全国19都道府県から約130名の釣り人が集まりました。
今年はなんと、日本の釣り業界を代表するプロ釣り師・村田基さんがスペシャルゲストとして初来島!

今回は、参加者たちが大物を追いかける大会の様子をお届けします。
釣り界の王様によるデモンストレーションも!
開会式の前には、スペシャルゲストの村田基さんによるキャスティング(仕掛けを遠くへ投げること)のデモンストレーションが行われました。


参加者たちはメモを取ったり、写真や動画を撮影したりしながら、真剣な表情で村田さんを囲みます。
村田さんは、かつて完全無風の大会で99mを飛ばした経験もあるのだそう。
遠くへ飛ばすためには、左手の使い方や腰の入れ方、膝の曲げ方など、さまざまなコツがあるといいます。
ただ投げるだけではない、奥深い技術の世界。
参加者の皆様も真似して手足を動かし始め、「やってみたい!」という気持ちの高まりが伝わってきました。
佐渡島全体が舞台!20時間超の大物釣りバトル
いよいよ開会式の時間に。
大会の概要に加え、村田 基プロ、沼田 純一プロ、佐々木 俊プロの3名からアドバイスやエールが送られました。
ルールはシンプル。
制限時間内に、指定された魚種の中から最も大きな魚を釣り上げた人が優勝です。
釣り場は、立入禁止・釣り禁止区域を除く、佐渡島内全域。
陸釣り・沖磯が対象となります。
競技開始とともに、参加者たちはそれぞれ狙いを定めたポイントへ向かっていきます。
両津港のすぐ目の前には、スタッフが常駐する「管理釣り場」も。
初心者や子連れの方も楽しめるのがうれしいところです。

そして、本大会の大きな特徴が、20時間を超える競技時間。
初日の14時にスタートし、翌日の11時30分まで続きます。
参加者の中には、夜通し釣りに挑む人も。
釣り場を変えながら魚の様子を探り、大物を夢見て挑戦を続けます。
釣果は専用アプリでリアルタイムに共有!
釣り上げた魚の報告には、専用アプリ「FishRanker」を使用します。
魚を専用メジャーの上に置いて撮影すると、アプリが魚種やサイズを計測。
参加者は釣果を登録し、ほかの参加者の釣果や順位もリアルタイムで確認できます。
自分の順位はどうなるのか。ほかの参加者はどんな魚を釣っているのか。
刻々と変わる順位を見ながら、大会ならではのドキドキ感も味わえます。
この日は天気がよく、波も穏やか。
釣りにはやや厳しい条件だったようで、時間は刻々と過ぎていきます。

あたりが真っ暗になった21時ごろ、知人が50cm超えのマゴチを釣り上げました!

白身の高級魚としても知られるマゴチ。
簡単には釣れないからこそ、大物を釣り上げたときの喜びも格別です。
ドキドキの結果発表!
翌朝になり、大会終了直前まで、続々と釣果情報が更新されます。
そして迎えた閉会式。
大会では、合計167件の釣果情報がアップロードされました。
気になる総合優勝は……87cmのヒラマサ!

陸から、両手一杯に広がるこれほど大きな魚を釣り上げられるとは驚きです。
入賞者には島内の「山田屋釣具店」セレクトの釣り道具を初め、各スポンサーからの釣りグッズが贈られました。
佐渡の海で、自分だけの大物を狙ってみませんか?
佐渡の豊かな自然を舞台に、魚との出会いを競う「佐渡ビッグゲーム」。
スポーツ大会とはひと味違い、自然を相手に、思いがけない大物に出会えるかもしれないワクワク感が魅力です。
主催の谷川さんは、佐渡には釣りのポテンシャルが高く、将来的には佐渡の5大スポーツ大会に並ぶ、あるいはそれ以上の大会を目指したいと話してくださいました。
次回も今年と同じ時期の開催を予定しているとのこと。
釣り好きの方はもちろん、佐渡で新しい楽しみ方を見つけたい方も、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

ライター:
『さどタイムス』エディター
中村 水咲
兵庫県出身。新しい世界への好奇心から、これまでに約40カ国へ渡航。
ラトビアでのアリが添えられたシャーベットとの出会いや、
フランスでクロワッサンとサラダを一緒に食べて怒られるなど、
日常の先にある非日常な体験に心を動かされてきた。
ご縁をいただき辿り着いた佐渡島では、
豊かな自然や文化、食のなかに、 “究極の日本らしさ”を感じ、深く惹かれる。
そんな私から見た佐渡の魅力を、この島からお届けします。