EXPERIENCE

旅で食べたい
佐渡の食

新鮮な魚介をはじめ、佐渡は食材の宝庫!
旅で味わってほしい「佐渡の食」をご紹介。

旅の途中も、家に帰ってからも
島の恵み、佐渡米が好き。


佐渡米はどうしておいしいの?

佐渡では、トキを中心とした豊かな生態系を守りつつ、さまざまな生きものが暮らしやすい水田環境を地域全体で作り出しています。また、穏やかな気候風土をいかし、じっくりと実らせたコシヒカリは凝縮された旨みが特徴です。生きものを育む佐渡の自然と田んぼに舞うトキを見れば、自然と人にやさしい米づくりを感じていただけると思います。


日本で初となる
GIAHS(世界農業遺産)に認定

相川郷土博物館所蔵品の「佐渡の国金掘ノ巻」から見てとれるのは「焼金法」という金の純度を高める作業をはじめ、それぞれの担当者が専門的な作業をしていたこと。採掘、選鉱、製錬、精錬、そして小判の製造という一連の工程を江戸時代から分業で行なっていたのだ。これにより高品位の金を製造することができた。

寒ブリ

佐渡では冬の到来を告げる雷「雪起こし」のことを「ブリ起こし」と呼び、それを合図に寒ブリ漁が始まる。刺身で食べれば弾力のある食感と、とろけるような脂のうまみが感じられる。1尾が8キロ以上のものが佐渡の寒ブリの称号で県内外に出荷される。

おけさ柿

昭和7年に栽培が始まり、佐渡全域で日当たりのいい斜面などに植えられ、毎年10月頃に鮮やかで濃いオレンジ色の実をつける。種のない渋柿で、脱渋をすることでとろけるような甘さになる。大きな柿1個で1日に必要なビタミンCが摂れるといわれるほど栄養豊富。。

いごねり

いご草(えご草)と呼ばれる海藻を煮込み、冷やし固めて作る。低カロリーで繊維が豊富だ。さっぱりとした口当たりと磯の香りが楽しめる佐渡の代表的な郷土料理で、もともとは各家庭で作られ冠婚葬祭などの場で食べられてきた。

ベニズワイガニ

水深1,000メートル以上の海底で育ったベニズワイガニは、たっぷり詰まったやわらかい身と、ほのかな甘みを感じられる濃厚なカニ味噌が絶品。佐渡では禁漁期間の1月と2月以外は通年でベニズワイガニ漁を行なっている。

佐渡牛

佐渡は黒毛和牛の有数の産地だが、大半の仔牛は全国各地の有名ブランド牛となるべく島を離れるため、佐渡牛としての年間出荷頭数は30頭ほどと非常に希少。口のなかに広がるほんのりとした甘みと、やわらかくジューシーな肉質が魅力だ。

加茂湖カキ

淡水と海水が混ざり合う汽水湖である加茂湖。栄養豊富な環境で養殖されるマガキは、1年で食べられるサイズ感に育ち、島内外に出荷される。肉厚でプリプリの身とクリーミーな味わいが特徴で、加熱調理して食べるカキ料理は絶品。

ビオレソリエス

国内での生産量が非常に少ないことから「黒いダイヤ」と呼ばれる高級黒イチジク。完熟すると糖度が23度ほどになり、とろけるような甘みを堪能できる。小木地区では『おぎビオレー』というブランド名でビニールハウス栽培されている。

スルメイカ

各所で獲れるが、特に姫津漁港は水揚げ量が多い。初夏の夜に見られる集魚灯を灯したイカ釣り船が水平線に並んで見える光景も佐渡ならでは。刺身にすると強い甘みを感じることができる。生はもちろんだが、煮ても、焼いてもおいしい。